@article{oai:u-nagano.repo.nii.ac.jp:00000477, author = {小木曽, 加奈 and Kogiso, Kana and 古田, 一匡 and Furuta, Kazumasa}, journal = {長野県短期大学紀要, Journal of Nagano Prefectural College}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 消費者の味への要求は近年ますます高まっており、基本5原味だけでは表すことのできない「コク味」が重要視されている。「コク味」はカルシウム受容体のシグナルから得られるとされていることから、カルシウム受容体のアゴニストを検討することで新たな調味素材が創出できると考えられる。「コク味」を有する化合物はこれまでいくつか報告されているが、全てカルボキシル基を含んでいる。そこで今回は官能基にカルボキシル基を有するカルボン酸について、強いコク味を有するc-Glu-Val-Glyを基準に、計算化学を用い模擬的に計算したカルシウム受容体への結合性について検討した。  計算の結果、受容体への結合度(DockingScore)は分子量FW(p<0.0001)及びオクタノール/水分配係数LogP(p=0.0102)と強い負の相関を示し、水溶解度LogS(p=0.0393)との間には強い正の相関関係が認められた。コク味を有するカルボン酸群と強いコク味を有するc-Glu-Val-Glyとを比較した結果、水溶性が高く同程度の分子の長さと配向があり、受容体の結合にはこれらが必要であると示唆された。}, pages = {19--26}, title = {計算化学によるカルボン酸とカルシウム受容体の相互作用の機構検証 : in silico スクリーニングの検討 [研究ノート]}, volume = {68}, year = {2014}, yomi = {コギソ, カナ and フルタ, カズマサ} }