@article{oai:u-nagano.repo.nii.ac.jp:00001345, author = {前田, 泰弘 and 小笠原, 明子 and 加藤, 孝士}, journal = {こども学研究, The Journal of Child Studies}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では、野外保育が幼児の発達に与える効果を、客観的に検証する方法を検討することを目的とした。まず、これまでの研究動向を概観した結果、自然や野外での活動は、子どもの身体感覚を高め、大脳機能、特に前頭前野によってつかさどられる実行機能や抑制機能の向上に寄与する可能性があることが分かった。また、野外保育と幼児の運動能力の関連性について検討した研究では、野外保育が運動能力の向上に与える明確な有効性は示されなかったが、分析の対象や手法を工夫することでその効果を検証できる可能性が示唆された。その手法のひとつとして身体工学的な観点からの歩行分析の有効性が考えられた。特に幼児への適用においては、歩行運動や姿勢制御の安定性の観点から評価することの有用性が示唆された。今後、野外保育の効果検証のためには、多くの幼児の歩行動作を客観的かつより簡便、効率的に計測できる方法の適用が望まれ、今後の課題となるところであった。}, pages = {39--50}, title = {野外保育が幼児の発達に与える効果に関する研究の展望と課題− 移動運動と姿勢制御の発達に与える効果を中心に−}, volume = {2}, year = {2020} }